「きれいな水といのちを守る全国連絡会」は10月3日、第37回総会・学習会をオンライン併用で開催し、会場参加42名、オンライン参加18名が出席しました。

冒頭あいさつに立った金子事務局長は、全国連絡会が昨年、活動開始から50年という節目を迎えたことを報告しました。合成洗剤による河川汚染や乳幼児への健康影響を出発点とした運動は、現在ではPFAS汚染、香害、化学物質過敏症、災害と水の関係など、多様化・複合化した課題に直面していると述べました。これまで蓄積してきた経験・知識を次世代につなげるとともに、まだ活動を知らない人々にも問題を届け、新たなつながりをつくっていくことが課題であるとし、その一環としてホームページのリニューアルを進めていることを説明しました。

総会:2026年度の活動方針を確認

総会では、第1号議案として2025年度活動報告および2026年度活動方針が審議されました。2025年度は、第36回総会・学習会の開催、水天宮での戌の日行動、関係5省庁への要請行動、全国連絡会ニュースの発行などに取り組んだことが報告されました。戌の日行動では、試供石けんとリーフレットを配布し、参拝者との対話を行いました。また、関係5省庁への要請行動では、国土交通省、厚生労働省、環境省、経済産業省、消費者庁に対して要請を行い、長年継続してきた取り組みの結果、省庁側の姿勢にも変化が見られると評価されました。

これを踏まえ、2026年度は「有害化学物質の規制強化と監視」「暮らしの安全と健康の保護」「運動の再構築とネットワーク拡大」を3本柱とする活動方針が示されました。続いて、第2号議案として2025年度決算・2026年度予算案および会計監査報告が、第3号議案として事務局体制の変更が提案され、いずれも承認されました。

学習会:映画『ウナイ』を上映

総会の後に開催した学習会では、沖縄・アメリカ・イタリアなどのPFAS汚染の実態と、立ち向かう市民の活動を描いたドキュメンタリー映画『ウナイ ~透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう~』を上映しました。また、上映後には監督からのメッセージ映像も上映しました。

最後に、これからも引き続き、私たちの考えを広める活動を進めていくことを確認し、閉会しました。